どうもこんにちは、ぽっちゃり系矯正歯科医師の栗田です。
ぽっちゃりを解消すべく、メガロスにてランニングしながらブログを書いています。
ぽっちゃりの解釈は人それぞれ、私はぽっちゃりです。
終わりなきダイエットヒストリーについて語らずにはいられない。
時を遡ること20年ほど。小学生の容輔君を見るとすでにぽっちゃりしています。
それもそのはず、食卓にサラダが出たことはありません。
食べる野菜なんてハンバーグの付け合わせのサニーレタスくらい。
容輔君の好き嫌いもあったでしょうが、理由は母が料理としてつまらないからとのこと。
肥えたまま中高時代を過ごし、男子校で異性の目が無いのをいい事にぽちゃり遊ばす青春時代。
推薦で東京歯科大学に合格し、時間が出来たので一念発起して人生初のダイエットを敢行。
共学になるしね!
とにかく食事制限食事制限。
生まれて初めて食卓にサラダが乗る。
腹が減ったらコンソメブロック溶かして飲んでさっさと寝る、を繰り返す。
とりあえず腹筋。
若い事もあって1ヶ月で10キロくらい減る。
大学入学時にはそこそこの体型になりました。
大学入学後は人生初、体育以外の運動として、軟式テニス部に入部しました。
ラクそうな部活かと思って入部してみたら、週5もやるガチンコ部。
夏の大会前は痩せるし筋肉も着きました。
しかし、大学時代は定期試験がかなりハードでした。
試験勉強中に間食が止まらない私は、年2回の試験前に必ず体重が増加していました。
夏のテニスで痩せ、前期試験で太り、やばいと思って秋にはダイエット。
後期試験で太り、夏のテニスで痩せ…の繰り返しの大学生活。
サインカーブのように上下する我が体重。
当時は増えたら減らせばいいやという感じでした。
このバランスが崩れたのが大学5年生の時、病院実習が始まり、
テニスがあまり出来なくなりました。
これにより体重を減らす術を失います。
しかも常に試験が付きまとうようになり、過食に走る愚かな歯学生。
なんだか痩せることへのモチベーションは低くなりました。
週5の運動でキープされていた肉体です。
食事量は変わらず、消費カロリーは減る。
サインカーブを描いていた体重は緩やかに増加傾向を示しましたが、
止める事が出来ませんでした。
大学を卒業し、矯正科に所属することになると、さらに毎日夜中の3時まで仕事する日々に。
ストレス解消法なんて美味しいものを食べるくらい。
止まらぬ体重増加。
矯正科の同期に痩せろ痩せろ言われて、東京ドイツ村マラソンに出させられたり。
運動嫌いなんだってば。
僕より食べる同期が僕より圧倒的に痩せているのを見て、僕は計り知れない業を感じました。
よもや僕の前世は豚なのか。トリュフでも探していたのか。
高校時代の同窓会とか行くと周りは全然変わってないのに、僕だけファッティーに。
んん~?なして?昔と変わらない食事をしているだけなのに。
このころになると、だんだんとLサイズの服がLLサイズになっていきました。
人間、受け入れてしまうと戻れないものです。
持ってた服の6割くらい入らなくなってしまいました。
太ってくると、何を着ても似合わなくなってしまいます。
服を買いに行っても、試着して、げんなりして、何も買わないなんてことも。
そんな自分を情けないと感じて奮起する気概があればこんな体型で無いのですが。
千葉病院での3年間が終わり、自分の希望で水道橋病院へ転属になりました。
これがいけなかった。
千葉病院時代は食べ物屋なんて近くにはなく、コンビニ弁当生活。
ひきかえ、水道橋駅前の水道橋病院はご飯屋さんの宝庫なのだ。
歩いて2、3分でおいしいお店が数十件。一気に太りました。
ここで、おさらい。私の体重の変遷。身長は176センチです。
ベスト体重であったのは大学3年生の夏。
軟式テニス部の主将だった事もあり、練習頑張ってました。
腹筋も割れた。この時、68キロ。大学時代の平均体重はだいたい72キロくらい。
大学5年生になると76キロくらいに。千葉の矯正科に入ると80キロくらい。
水道橋病院に入ると86キロくらいに。完全にBMIでは肥満である。
持ってた服の8割が入らなくなり、LLサイズですら怪しくなってくる。
瞬間的に90キロを超え、流石に寿命が気になり始める。
健康診断では体重は引っかかるものの、血液に問題は無かったのでうつつを抜かしていました。
だんだんとゆるキャラ化してきました。恰幅のいい先生に。
まだ若いはずなのに、見た目は中堅ドクター。うーむ、まずい。
言い訳をすると、きっと人より食欲が強いのです。
美味しいものを食べたい。食べることは幸せである。
だいたい、食生活が激変したのに
それを解消出来るように進化出来ていない人類が悪いのではないか。
栗田家には「満腹の美学」という言葉があり、
食事をする時は満腹にならなければいけないのです。
腹八分目とか知らない。
1日三食であれば、年間およそ1000回食事します。
80才で死ぬと、一生の食事は80000回。
僕は80000回しかないと思う人間です。
同世代の人たちは、きっと食事量を減らしたり、日常的に運動をしているのです。
僕がだらしないだけ。太らない人を羨ましがっても、僕が痩せるわけではない。
流石に不味いと思って、食事制限をします。
人生で何回もダイエットしてきてるダイエット名人ですから、どうすれば痩せるか知っています。
糖質抜けばいいんでしょ?
体重増えてきたからそろそろダイエットするかー。
と思って食事制限をしてみても、
これが減らないのだ。
あれあれ、1日の摂取カロリーこれだけにしてるのに?
そんなに基礎代謝落ちちゃってるの??
戦慄が走る。
ダイエットしたら痩せる体が、痩せない体になってしまったのです。
焦る焦る!このままじゃ0.1トンとかになっちゃうんじゃないのか…?
まずい。
草加の地で開業する事が決まっていたころ。
引っ越す事も決まっていました。
ブクブクに太った院長のもとに患者さんは来てくれるのか?
もういい加減、言い訳ばっかりしていないで運動してみた方がいいんじゃないか??
そう、スポーツジムにでも入ってさ!
なんと、草加の地にはメガロスというスポーツジムがあるそうじゃないか。
自分を変えるにはきっと、自分の力だけじゃ無理なんだ。
勇気を出して、行ってみよう。
痩せない男を助けてくれる、藁をも掴む気持ちでメガロスに入会したのが2016年の9月。
そろそろ一年になります。
長くなって来たので、前後編に分けます。
次回、メガロスと僕。乞うご期待!
まったく、矯正ともマロニエ矯正歯科クリニックとも関係ない内容なので、ちょこっとだけ。
物事をやり遂げるためには、モチベーションが必要になります。
こうなりたい、出来るといいなというプラスのモチベーション。
このままじゃまずい、なんとかしなきゃというマイナスのモチベーション。
言い換えるならば、アメとムチ。北風と太陽。
どちらのモチベーションが原動力になるかはその時々によって変わります。
ですが、辛い事を乗り越えるためにはプラスとマイナス、
両方のモチベーションが必要になります。
矯正治療は辛い治療です。
しかし、苦難の日々の先に手に入れた健康と美しさは変えがたいものがあります。
歯並びを気にされている人たちも色んなお気持ちでしょう。
矯正治療の意義や必要性、メリットや効果について、
当院の無料矯正相談ではしっかりと説明しています。
それも、矯正を考えてらっしゃる患者様に
プラスのモチベーションとマイナスのモチベーションを与えるため。
矯正をやるかどうかを決めるのは患者様ご自身ですが、
私たちはその背中をそっと押す事が出来ます。
勇気を出して、一度当院へ。相談だけでももちろん結構です。
話を聞くだけでもきっと、
聞いて良かったと思えるような時間にしてもらえるように頑張っています。
自分を変えるのは自分の力だけでは出来ないかもしれない、
でも勇気を出すのはあなた自身なのです。