5月の第二日曜日は「母の日」でした。
お盆に匹敵するほどお花が売れる日だそうですね。
何歳から始めていたか忘れましたが、
毎年母にカーネーションを贈っています。
もちろん感謝の気持ちを込めて、ですが
毎年のことなのでもし忘れてしまうと寂しがるだろうなと
年賀状のような、義理チョコのような
恒例行事でもあります。
核家族化が進み、親と同居する割合は2〜3割ほどだそうなので、
母の日や父の日のような日は大切かもしれません。
もちろん、敬老の日もですね。
1年に1回とはいえ、必ず家族のことを想う日。
父の日もカーネーションのようなわかりやすい贈り物は無いのでしょうか?
さて、母の日にカーネーションを贈る習慣ですが、
起源を調べてみると、20世紀初頭に始まります。
アメリカのウェストバージニア州のアンナ・ジャービスという方が、
亡くなった母親への追悼のために贈った花が
白いカーネーションだそうです。
母親が好きな花だったそうで、その追悼会が5月の第二日曜日だったとも。
そこからアメリカで母の日が認定され、日本に渡って定着したそうですね。
白は無くなった母親へ贈る花であり、赤は健康な母親へ贈るそうなので、
ご自身の母親に白いカーネーションを贈るのは実はNGかも?
母親への感謝のしるしにお華を贈りますが、
一体何に感謝をしているのか。
きっとそれは、『愛情』をもって、
「教育」と「健康」を授けてくれたことだと思います。
子供のうちは、有り難みなんてわかりません。
でも大人になって、社会に出て、自分も親になって
自分の子を想うように、親も自分を想ってくれていたと気づきます。
「矯正治療なんてめんどくさい」
「矯正治療は恥ずかしい」
お子様は言うかも知れません。
でも、親に与えられた健康的で美しい歯並びは
いつか必ず
感謝してくれることでしょう。
「あの時やってくれて良かった」
という言葉を
カーネーションに添えてくれるかもしれません。
ちなみに、8月8日が「歯並びの日」というのはあまり知られていません。