◆白くて透明な装置
一般的に矯正治療は歯にブラケットと呼ばれる装置を接着し、ブラケットにワイヤーを結びつける事で、ワイヤーの力を歯に伝達して歯を動かします。欧米では今も金属製ブラケットを使用していますが、矯正人口のまだ少ないアジア圏では目立ちにくい透明なブラケットが好まれます。しかし、ワイヤーに関してはシルバーワイヤーが主流であり、ブラケットが透明でも結局ワイヤーが目立ってしまいます。
オールシルバーの目立つ矯正治療が目立ちにくい矯正治療に変わりました。近年では技術革新により、ワイヤーの表面をコーティングしたホワイトワイヤーが誕生し、オールクリアーな矯正治療が可能となりました。
全ての矯正装置が歯の色と調和することで初めて、目立ちにくい矯正から目立たない矯正治療に進化したと言えるのです。
ブラケットやワイヤーの種類による追加料金は一切ありませんので、どの患者様も審美性が最上級の素材を用いて矯正治療を行うことが出来ます。
周りに矯正治療している子がいないお子様も、成人しているのに矯正器具をつけるのが恥ずかしいと感じていらっしゃる方も、もう人目を気にする必要はありません。
歯につけた器具が目立つという矯正治療における最大のハードルを取り払うため、
「やってよかった」を治療中にも感じて頂きたい。従来の矯正治療との違いを是非体感ください。
◆裏側矯正
歯の表側に装置をつけることがどうしても受け入れられない、人前に出る仕事で表側の装置がNGというような方のご要望にお応えするのが、裏側矯正(舌側矯正)という選択肢です。
患者様に合わせて装置を作製するフルオーダーメイドの器具を使用し、歯の裏側に装着して治療します。ご自身でさえも見ることが出来ないほど、目立ちません。
歯列の内側から治すため器具やワイヤーが小さくなり、とても繊細な治療ですので一般的に少し治療期間がかかることが多いです。
場合により上の歯は裏側矯正、下の歯は表側矯正で治療する「裏表矯正(ハーフリンガル)」をおすすめ致します。下の歯はあまり外から見えにくいので、見た目を気にせずに治療出来ます。
適応症の制限がございますので、裏側矯正が不向きな方にはご提供出来ない可能性があります。
詳しくは無料相談時にご相談ください。
こんな方におすすめです
・仕事柄矯正治療をしていることを隠したい
・装置が目立つのは嫌
・結婚式で矯正装置がみえないようにしたい
・入学式・卒業式・成人式などの人生の節目の写真に矯正装置がみえるのは嫌
裏側矯正治療の特徴まとめ
・他の人の目を気にせず、快適に治療が受けられます。
・歯の裏側は常に唾液が流れている為、虫歯菌が増殖しづらく、虫歯になりにくいです。
・裏側に装置が固定されていることで、食事に気をつかうことがなく、外食も楽しむことができます。
・裏側は狭く繊細な治療の為、処置時間、処置期間が長くかかります。
・フルオーダーメイドで処置時間が長く、治療の難易度も高い為、高価な治療費がかかります。
・裏側の歯磨きがより磨きづらくなる為、気をつけて歯磨きを行う必要があります。
◆マウスピース矯正
歯に器具を装着すること自体に抵抗が強い方、固定式の器具では治療中のクリーニングが心配な方は、取り外しできる透明なマウスピース矯正という選択肢がございます。
現在の歯並びから治療終了までの歯の動きに合わせて3Dプリンターで作製されたマウスピースを使用して頂きます。
食事中・歯磨き中以外の時間、装着していただくことで矯正力が歯に伝わり、設計図通りに歯が動きます。
常時歯に力が加わる固定式のワイヤー矯正と異なり、装着していない時間があるため、患者様の使用度合いが治療スケジュールに影響します。裏側矯正ほどではないものの、薄くて透明なマウスピースですので、大変目立ちにくいです。
歯磨きを普段通りに行えるのも利点の一つです。
適応症の制限がございますので、マウスピース矯正が不向きな方にはご提供できない可能性があります。詳しくは無料相談時にご相談ください。
マウスピース矯正のメリット
・マウスピースを外して食事ができる
・薄くて透明なマウスピースで目立たない
・通常の矯正治療よりも痛みが少ない
・通常通り歯磨きができる為、虫歯のリスクが低い
マウスピース矯正のデメリット
・適応できる症例が少ない
・装置をきちんと使わないと効果がない